カピオラニパレス号について
2017/9/9
カピオラニパレス号
残念な報告でございますが、皆様に大事にして頂いていたTCCホースカピオラニパレス号が9月9日に結腸捻転により亡くなりました。
栗東今野厩舎開業時から所属していた馬であり、厩舎関係者の思いもありサンクスホースプロジェクト入りしました。
急な出来事ではございましたが、これまでカピオラニパレス号に対し愛情をもって接して頂き、最後まで懸命に処置して頂いたNPO法人吉備高原サラブリトレーニングのスタッフの皆さんをはじめこれまで関わってこられた方々に心より感謝申し上げます。
また、TCCホースとしてカピオラニパレス号をご支援いただいていました引退馬ファンクラブTCCFANSの会員様には心よりお悔やみ申し上げます。
馬の消化管は解剖学的にも機能的にも疝痛を起こしやすい要因を持っており、馬の疾病の中でも運動器疾患に次いで多く発生する疝痛は馬の生命をも奪う怖い病気です。馬は体が大きいけれども人間で言うちょっとした腹痛で簡単に命を絶たれる動物でもあります。
我々も何かあった時には最善を尽くしますが、馬はこういったことで簡単に命を失う動物であるということをご承知おきくだされば幸いです。
なお、本件に関するご意見お問合せはサンクスホースプロジェクト事務局を務めますホースコミュニティでお受けいたします。吉備高原サラブリトレーニングでは対応致しかねますのでご了承ください。
カピオラニパレス号のご冥福を心よりお祈りいたします。
一般財団法人ホースコミュニティ 代表理事 角居勝彦
メール:info@thankshorseproject.com
TEL:077-584-4224
心よりご冥福をお祈りいたします。