引退後、競走馬はどこへ行く?

引退後、長い馬だと30年近く生きます。
ただ引退後の環境をサポートするしくみがありません。
今、どこにいるのかも分からなくなった馬が多く存在します。

サンクスホースプラットフォームとは

2016年引退馬支援Thanks Horse Project(サンクスホースプロジェクト)を開始し、今やJRAを含め競馬業界の引退馬支援活動は広く認知されるに至りました。サンクスホースプロジェクトを主催する一般財団法人ホースコミュニティ(代表理事 角居 勝彦)は、引退馬支援活動の環境を不動のものにするべくプラットフォーム(土台)化するため、2020年にThanks Horse Project(サンクスホースプロジェクト)から新たにThanks Horse Platform(サンクスホースプラットフォーム)に移行致しました。

これまで共に引退馬支援活動してきたTCCFANSやサラブリトレーニング・ジャパンを初め、サンクスホース受け入れ乗馬倶楽部等と協働して、さらなる引退馬支援活動の広がりをサポートしていければと考えております。

サンクスホースプラットフォームとして、馬が身近にいる社会を目指し、馬に気軽に会いにいけるように繋養先の情報公開をすることに同意してくださる方でプラットフォーム入りを希望される方は一般財団法人ホースコミュニティ(077-584-4224)までご連絡頂きますようお願い致します。

Q&A

  • サンクスホースプラットフォーム入りに際してメリットは?
  • サンクスホースプラットフォーム入りされた方にはロゴを使って頂き、引退馬支援活動団体プラットフォームパートナーとしてHP等に掲示することができます。また、引き受け先を求めている馬の情報を入手することができます。
  • サンクスホースプラットフォームに馬を提供したいのですが、審査等はありますか?
  • 馬主および馬主の代理人である調教師からの依頼に基づきプラットフォーム入りしますが、安楽死に相当する状態の馬はお断りさせて頂いております。また、受け入れ乗馬倶楽部等に馬の状態を把握して頂くため、予め常歩と速歩の動画を送って頂くようにお願いしております。受け入れ乗馬倶楽部が無かった場合、受け入れをお断りさせて頂く場合がございます。また、引退した競馬場から乗馬倶楽部までの輸送費を馬主負担でお願いしております。
  • サンクスホースを預かるにあたり、繋養先の務め等はありますか?
  • 繋養先が変わる際に、新しい繋養先にサンクスホースである旨を伝えて頂くことと、あたらしい繋養先の連絡先等をホースコミュニティまでお知らせ頂く必要があります。
  • 会費やロゴの使用料はかかりますか?
  • かかりません。
  • 引退馬支援をしたい場合は、どのようにすればよろしいですか?
  • サンクスホースプラットフォーム加盟団体を紹介いたしますので、ご自身で団体を選んで支援して頂ければと思います。

サンクスホースプラットフォームの体系

現在リトレーニング(再調教)中のサンクスホース

※このプロジェクトではサポートしている馬をサンクスホースと総称し、支援を受付ております。